(Tips) sin曲線描画ルーチン

作成者:森川 靖大

概要

DCLを用いて sin 曲線を描くという至って簡単なサンプルスクリプトです。 (gnuplot じゃなくて Ruby で描こうとするとどうなるのかな、 という興味で作りました。^^;)。 コマンドラインオプションなどの処理で多少ゴツくなってますが、 実質的には 10 行弱の簡単なプログラムです。

使い方は -h オプションで表示されるヘルプを参照ください。

Ruby で簡単な描画を行う際の参考になりましたら幸いです。

ソースコード

描画部分のコードを抜粋して記しておきます.

nm = 1    # 波数
iws = 1

# 次元定義
NX = 500         # 長さ   (解像度)
XMin = 0.0       # 下限値
XMax = 2.0 * PI  # 上限値
x = NArray.float( NX + 1 ).indgen! * (XMax - XMin) / ( NX )

# 変数
u = sin(x * nm)

# 描画
DCL::gropn(iws)
DCL::grfrm
DCL::ussttl('X', '1', 'U', '1')   # タイトルの設定
DCL::usgrph(x, u)                 # 値の設定
DCL::grcls

使用法

特にインストール作業はありません。ダウンロードしたスクリプトを 実行するだけです。

ただし、文字コードが EUC なので、Windows 環境などではヘルプが 文字化けするかもしれません。使用する前にファイルの文字コードを 手元の環境に変換してください。

使用例

% ruby sin.20060613.rb 

sin.nm01.gif

% ruby sin.20060613.rb --nm 4 

sin.nm04.gif

更新履歴

  • 2008/03/07 とりあえず置いてみました. ^^;
更新日時:2008/03/11 10:42:49
キーワード:
参照:[(Tips) 弦の振動描画ルーチン]